ちほ。あるいは地方で優待生活を楽しみたい住宅ローンも子供もいるサラリーマン

アラフォーサラリーマン 3歳♀と0歳♂と嫁さんといい思い出をたくさん作るために株主優待を調べたりレビューしたりしてみます。

2026年8月の優待取得実績|イオン1銘柄だけ買いました

株を買うときに「いくらまで出すか」を先に決めていますか。私は今回、はじめてそこだけをはっきり決めて待ちました。2026年8月に取得したのはイオン(証券コード:8267)1銘柄、100株です。買値は1,350円、投資額は135,000円でした。

この記事は銘柄の解説ではなく、買うと決めるまでに何を考えて、何を確認したかの記録です。イオンの優待は金額で表せないタイプなので、今月はいつものラーメン換算も置いていません。そのあたりも含めて、そのまま書きます。

2026年8月に買ったのはイオン1銘柄、135,000円でした

結論から書くと、今月の取得はイオン100株だけです。前月は複数銘柄を並べましたが、8月は1銘柄で止めました。理由は単純で、狙っていた価格に届いたのがこの1銘柄だけだったからです。

取得の記録(8月3日・100株・1,350円)

まず数字を出しておきます。

2026年8月の取得記録(株価は2026年8月28日終値、2026年8月31日確認)
銘柄 約定日 株数 取得単価 投資額
イオン(8267) 2026年8月3日 100株 1,350円 135,000円

手数料は含めていません。1銘柄しか買っていないので合計行も置いていません。前月の取得内容は7月の取得実績のほうにまとめてあります。

8月28日終値で見た今の位置と、権利落ちをまたいでいること

8月28日の終値は1,358.5円でした。100株なら135,850円ですから、買値との差は+850円、率にすると+0.63%です。ほとんど動いていない、という感覚です。

ただ、この比較にはひとつ前提があります。8月28日は権利落ち日でした。8月末に権利が確定する銘柄は、8月27日(木)が権利付最終日、28日(金)が権利落ち日、31日(月)が権利確定日という並びです。つまり買値の8月3日と比べている8月28日の株価は、配当と優待の権利が外れたあとの株価ということになります。

ここを書かずに「ほぼ変わっていません」とだけ言うと、少し都合よく見えてしまいますよね。数字としては+850円ですが、権利落ちをまたいだ比較である、という但し書きつきで受け取ってください。

1,350円という線は、投資額の上限から引きました

この記事でいちばん書きたいのはここです。1,350円という数字は、利回りから逆算したものではありません。1銘柄にいくらまで出すかという上限から引いた線でした。

週に1回は行く店だから、ずっと狙っていました

そもそもの動機は生活のほうにあります。近所にイオンがあって、我が家は週に1回は行きます。娘がおもちゃコーナーを気に入っていて、そこを目当てに出かけて、帰りに食料品を買って帰る。そういう使い方が習慣になっています。

だから優待銘柄を調べはじめたころから、イオンはずっと候補に入っていました。入っていたのですが、ずっと買えていませんでした。理由は単純で、株価が自分の出せる額を超えていたからです。

利回りではなく「1銘柄にいくらまで出すか」で決めた

優待銘柄を選ぶとき、総合利回りが何%かで比べる人は多いと思います。私も普段はそうしています。ただイオンについては、その物差しが最初から使えませんでした。理由は次の章で書きますが、優待の金額が数えられないからです。

そこで代わりに使ったのが、投資額の上限でした。1銘柄あたりにこれ以上は出さない、という額を先に決めて、100株の必要資金がその中に収まる株価を逆算する。それが1,350円という線です。株価に意味があるというより、自分の財布の側から決めた数字ということになります。

この決め方の良いところは、迷わなくて済むことでした。日々の値動きを見て「今の水準は割高か」と考えはじめると、判断がぶれます。上限額だけ決めておけば、届いたか届いていないかの二択になります。

本当は1,300円前後で拾いたかった、という話

正直に書くと、狙っていたのは1,300円前後でした。ここまで下がったら、と思っていた水準には実際に近づいた場面があったのですが、気づくのが遅れて、結果として1,350円での約定になりました。

50円の差です。100株なら5,000円。金額としては大きくないかもしれませんが、「見ていなかったから取れなかった」というのがいちばん納得のいかない負け方でした。指値を置いておけばよかった、という単純な反省です。仕事をしながら株価を見張るのは無理なので、次からは注文を置いて放っておく形にしようと思っています。

待っている間、資金は証券口座の待機資金に置いていた

では、狙っている間その資金をどうしていたかというと、証券口座の中に待機資金として置いたままにしていました。ほかの銘柄に回さず、動かさずに置いていた、ということです。

これは効率のいいやり方ではないと思います。買えるまでの間、その資金は何も生みません。それでも動かさなかったのは、別のところに入れてしまうと、いざ狙いの価格が来たときに「今それを売るのか」という余計な判断が挟まるからです。判断の数を減らしたかった、というのが本音でした。

イオンの優待は「年間○円」と書けない優待です

ここが今月いちばん説明しておきたい部分です。イオンの株主優待は、金額が固定されていないタイプです。だから月次記事でいつも出している「今月取得した銘柄の年間優待額」という数字が、今回は出せません。

購入額に対する還元なので、金額は家庭ごとに変わる

食事券や商品券のように「年間○円分」と決まっているものではなく、店で使った金額に対して一定の割合が返ってくる仕組みです。つまりいくら戻るかは、その家庭がどれだけ使ったかで決まります。同じ100株を持っていても、毎週使う家と年に数回しか行かない家では、受け取る額がまったく違います。

優待の中身や条件そのものは、以前にイオンの優待制度を単独で整理した記事のほうに書いてあります。ここでは繰り返しません。この記事で大事なのは、制度の中身ではなく「金額が決まらない優待をどう管理するか」のほうです。

だから自分のポートフォリオでは優待価値0円で数えている

私は今回、イオンの優待価値を0円として台帳に入れました。割引券と同じ扱いです。

理由は2つあります。ひとつは、自分が年間いくら使っているかの実額を把握していないこと。もうひとつは、仮に上限まで使った場合の理論値を入れてしまうと、ポートフォリオ全体の年間優待額が実態より大きく見えてしまうことです。

優待生活をやっていると、合計額が増えていくのは単純に楽しいです。楽しいからこそ、数えられない優待を都合よく数えると、自分の管理そのものが信用できなくなります。0円で数えておいて、実際に還元を受けたときにその分を上乗せするほうが、あとから振り返るときに嘘がありません。

週に1回行く店の優待を0円で数えるのは、我ながら保守的すぎる気もします。ただ、実額を数え出すのはこれからの話です。オーナーズカードもまだ手元に届いていないので、使ってみての話は書けません。届いてからのことは到着報告のシリーズのほうで書いていく予定です。

数えられるのは配当だけ|100株で年1,500円、配当利回り約1.10%

というわけで、今回の取得ではっきり数えられる数字は配当だけになります。

イオン(8267)100株の数値(株価は2026年8月28日終値、2026年8月31日確認)
項目 内容
取得単価 1,350円
8月28日終値 1,358.5円
年間配当(会社予想) 15円/株
100株の年間配当 1,500円
配当利回り(8月28日終値) 約1.10%
優待の扱い 率型のため金額を算出せず、0円で計上

年間配当の15円は、2026年4月9日発表の決算短信に載っている2027年2月期の予想です。中間7円50銭、期末7円50銭で、そのうち各50銭は株式会社化100年の記念配当として公表されています。記念配当が含まれている点は、頭に入れておいたほうがいい数字だと思います。

取得単価の1,350円で計算すると配当利回りは約1.11%です。優待利回りは出せないので、総合利回りも出していません。ここは無理に埋めないことにしました。

権利日の直前に買って、次はやめようと思ったこと

今回の買い方でもうひとつ反省があります。権利確定の月に買ったことです。結果的には権利を取れたのですが、次は同じことをしないと思います。

8月27日が権利付最終日、28日が権利落ち日でした

8月末に権利が確定する銘柄の場合、2026年は8月27日(木)の大引けまでに持っていることが条件でした。私は8月3日に買っているので、この条件は満たしています。中間配当は1株7円50銭ですから、100株で750円分の権利を取ったことになります。

権利確定の直前に近い時期は、株価の見え方が変わる

ここで困ったのが、株価の判断がしづらくなることでした。権利日が近づく時期は、優待や配当を目当てにした売買が入りやすくなります。そのぶん、自分が見ている株価が「その会社の価格」なのか「権利を取りにきた人が動かした価格」なのかが分かりにくくなります。

私は上限額で線を引いていたので、そこは迷わずに済みました。ただ、1,300円で拾えなかった話とつなげて考えると、8月に入ってから慌てて見ていたこと自体が良くなかったな、と思っています。

次は数か月前から仕込むか、権利落ち後に入る

今回の実感として残ったのは、権利確定の数か月以上前から少しずつ仕込むか、いっそ権利落ちのあとに入るか、そのどちらかにしたほうが落ち着いて買えそうだ、ということです。権利をひとつ見送ることになりますが、慌てて買うよりは自分に合っている気がします。

もっとも、これは今回1回の経験から思ったことなので、次の買い物で検証するつもりです。

買う前に確認したことと、確認していないこと

買う前に見た項目と、見ていない項目を分けて書いておきます。優待記事は「買いました」だけだと再現性がないので、ここは毎回書くようにしています。

優待条件と権利日は既存記事で整理済み

優待の対象になる株数、権利が確定する基準日、長期保有で内容が変わる条件があるかどうか。このあたりは以前に企業の公式ページで確認して、イオンの優待の記事にまとめてあります。今回はそれを見直したうえで買いました。

次の決算発表は2026年10月第3週

イオンのIRカレンダーによると、2027年2月期の第2四半期決算の発表は2026年10月第3週の予定です。数字が動く予定日を先に押さえておくのは、私の中では買う前の手順に入れています。この記事に書いている株価や利回りは、それより前の時点のものです。

確認していないこと

正直に、見ていないことも書いておきます。

  • 我が家が年間いくらイオンで使っているのかという実額。まだ数えていません
  • したがって、率型の優待で実際にいくら戻るのかも分かっていません
  • 長期保有で条件が変わる制度について、自分の保有株数で対象になるかどうかの見込み
  • 今期の四半期ごとの業績の推移。通期の予想と配当予想だけを見ています

特に1つ目は、この銘柄を持つ以上いずれ数えないといけない項目です。優待価値を0円で置いているのは、裏を返せば宿題を先送りしているということでもあります。

この買い方、真似しないほうがいい部分もあります

最後に、今回のやり方が誰に合いそうで、どこが真似しないほうがいい部分かを書いておきます。銘柄の話ではなく、買い方の話です。

合いそうな人

ひとつは、その店に生活の動線が通っている人だと思います。率型の優待は、使わなければ何も戻りません。我が家のように週1回行く習慣が先にあって、その延長で株を持つという順番なら、金額が決まっていなくても納得しやすいはずです。逆にいうと、優待のために店へ行く回数を増やすなら、順番が逆になります。

もうひとつは、投資額の上限を先に決めるやり方が向いている人です。株価の水準を自分で評価するのが苦手でも、「ここまでなら出せる」は決められます。私はこちらのタイプでした。

真似しないほうがいい部分

反対に、今回の自分のやり方には弱いところがいくつもあります。

  • 狙った1,300円で拾えていない。指値を置かずに、見ていられるときだけ株価を見ていたのが原因です
  • 買えるまでの資金を待機させたままにしていた。効率で見れば褒められたやり方ではありません
  • 権利確定の月に慌てて買った。日程を意識して動いていれば、もっと早い時期から準備できたはずです
  • 優待の実額を数えていない。0円で計上したのは正直さのためですが、数えていないこと自体は改善点です

1銘柄しか買っていない月の記録なので、うまくいった話にはなりません。ただ、うまくいかなかった部分のほうが翌月以降に効く気がしています。

確認に使った一次情報と確認日

この記事の数字は、次の資料で確認しました。

  • イオン株式会社「2026年2月期 決算短信」(2026年4月9日発表)… 2027年2月期の配当予想(年間15円)。なお、継続企業の前提に関する注記は連結・個別とも「該当事項はありません」と記載されています(2026年8月31日確認)
  • イオン株式会社 公式IRサイトのIRカレンダー … 第2四半期決算発表の予定時期(2026年8月31日確認)
  • 証券会社が公表している8月末決算銘柄の案内 … 権利付最終日・権利落ち日・権利確定日(2026年8月31日確認)
  • 株価は2026年8月28日の終値(2026年8月31日確認)

数字は並べましたが、業績や財務の良し悪しについての評価はしていません。ここは意図的にそうしています。判断はご自身でお願いします。

※投資は自己責任で

この記事は個人の取得記録であり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。株価・配当・優待の内容は変わることがあります。最新の情報は必ず企業の公式サイトや適時開示でご確認ください。投資の判断はご自身の責任でお願いします。